Eiji James Yoshidaの記録

パケット作りが趣味のセキュリティ技術者の記録(2006年9月6日執筆開始)。当ブログはGoogle AnalyticsとAmazonアソシエイトを利用しています。

「万華鏡の視覚」展に行ってきた。

昨日は夕方から森美術館で開催している「万華鏡の視覚」展に家族で行ってきた。

きらびやかなポスターで気になっていたので行ってみたが、予想通りで光を使った作品が多く、きらびやかな展覧会だ。
私の印象に残った作品は下記の通り。

  • カールステン・フラー(Carsten Holler)の「Y」は、内側に電球を付けた輪がY字型に配置されていて、そのなかを歩きながら鑑賞できる作品。Yの中間で止まって鏡に映して観ると現実と非現実の間にいる感じがしておもしろい。
  • ロス・カルピンテロス(Los Carpinteros)の「凍結した惨事の習作」は、ブロック塀に何かがぶち当たって後ろに吹き飛んだ瞬間をとらえたような作品で、作品だけ観ていれば時が止まっているような感覚にとらわれる。
  • ジョン・M・アームレーダー(John M. Armleder)の「グローバル・ドーム XII」は、ゆっくりと回る12個のミラーボール一つ一つにスポットライトがあてられている部屋で、無数の光の粒が部屋の中を複雑に駆け回っている。非常に幻想的な空間で美しいが、目に入る情報が多すぎて少し眩暈がしそうだ。
  • ポール・ファイファー(Paul Pfeiffer)の「Live Evil」は、マイケル・ジャクソンが踊っている映像を加工したもので、マイケル・ジャクソンの動きが異様で妙にスムーズであることが利用されている。なんか新しいミジンコの映像みたいだ(笑)

他にも音を使った作品やフィルムを使った作品などが展示されていて、十分楽しませてもらった。
4/25〜5/10まで「お子様ウィークス」で中学生以下の子供の入館が無料なので、家族で行くなら今週がお勧め。
ちなみにウチの子供に印象に残った作品を聞いたら、私と同じで「ブロック塀が後ろに吹き飛んでるやつ」とのことだ。