Eiji James Yoshidaの記録

パケット作りが趣味のセキュリティ技術者の記録(2006年9月6日執筆開始)。当ブログはGoogle AnalyticsとAmazonアソシエイトを利用しています。

家族と「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス−さざめく亡霊たち」を観に行ってきた

久しぶりに美術展でも観に行こうという話になったので、家族と東京都庭園美術館でやってる「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタス−さざめく亡霊たち」を観に行ってきた。


チケット買うときに「ボルタレン3枚」って言いそうになった。

ボルタンスキーの作品を観ると言いつつ、じつは旧朝香宮邸も観たかったので嬉しい。Minecraftで作りたくなるようなデザインでカッコイイ!


なにが凄いって玄関にはRené Laliqueの大きなガラスレリーフだよ。素晴らしい!
もちろん旧朝香宮邸は内装も素晴らしいんだけど、撮影禁止なので写真は無し。
邸内を歩いてるとボルタンスキーを作品を観に来たのか旧朝香宮邸を観に来たのかわからなくなるけど、お互いを邪魔しないように上手く展示されてると思う。
「アニミタス」は藁が敷き詰められた大きな部屋にスクリーンがあって、そこに沢山の風鈴が飾られた海辺が映し出されてるんだけど、香り・音・映像で楽しめるし落ち着くね。この部屋で数時間はボーっとしてられると思う。スクリーンの反対側は森の映像が映し出されていて、同じ空間に海岸と森が共存してて面白い。
「影の劇場」は首を吊った人のようなものがポツンと影絵で映し出されてる作品で、寂しいというか無というか、これ自宅で家族が展示してたら心配になるね・・・・
「心臓音のアーカイブ」は真っ暗な部屋に赤い電球がゆっくり点滅してて、さらに心臓音が重低音で響いてる作品。赤い電球が点滅してるからEmergencyな感じで緊張感があるし、心臓音のリズムがズレるとこっちが不整脈になりそう。部屋が生きてるように感じるし、心室に居るような気分にもなる。
他にも展示されてるけど、印象に残ってるのはこの3作品かな〜
あとは帰りにカフェによってオレンジショコラとカフェラテを注文。

景色を観ようとテラス席にしたんだけど、もう外は寒いので室内にすればよかったと若干後悔。
でも、オレンジショコラは美味しかったです。

暗くなって照明が点いた旧朝香宮邸。夜の姿もカッコイイなぁ〜
本当は庭園も観たかったんだけど、さすがに暗くて何も観えないので今回は諦めて帰宅。
今度は庭園を観に早起きして来るかな。