Eiji James Yoshidaの記録

パケット作りが趣味のセキュリティ技術者の記録(2006年9月6日執筆開始)。当ブログはGoogle AnalyticsとAmazonアソシエイトを利用しています。

Oculus Roomsで軽めなミーティングをしてみた

Oculus Goの記事を読んでいるとOculus Roomsが良くできていて凄いといった内容を見かけるので、上野さんに協力してもらってOculus Roomsで軽めなミーティングをしてみた。

結論としては、メモを取ったりとかドキュメントを編集しながらのミーティングは今のところ無理だけど、複数人で画像を見ながら話す程度のミーティングであれば可能だと思う。
例えばFacebookに送った画像を参加者と一緒に見ることができるので、打ち合わせしたい内容が書かれているメモや書類をスクリーンキャプチャで画像にして、あとは上記の写真のように部屋に画像を表示して打ち合わせをすれば良いかと。
実際の顔の向きに合わせてアバターの顔*1も動くし、アバターのいる方角から声が聞こえるので誰が喋っているのかもある程度はわかる。あと、コントローラーを持った手の向きに合わせてアバターの手も動くので、小さくだけど方向を指し示したり手を振ったりもできる。
一緒に仮想空間の部屋に入って喋っている感覚になれるので本当に良くできていると思うけど、じゃあWeb会議をやめてOculus Roomsにしようという話では無い。やはりミーティングという使い方を考えるとWeb会議の方が便利。Oculus Roomsは使えばわかるけど「仮想空間の部屋で友達とお喋りをしよう!」というものなので、ミーティングに使えなくもないという感じかな。
それよりも、仮想空間でアバター同士で喋っているのに「部屋で人と会って喋っている」という感じがするのは面白いし助かる。仮想空間とアバターなので、部屋が散らかってても寝間着でも相手にはわからない。会って喋っている感覚が大事という人はOculus Roomsを使ってみる価値は十分あると思う。

*1:上野さんのアバターが全く違う容姿なので、顔を見る度に「誰?」って一瞬混乱する(笑)