VMware ESXiの仮想スイッチは名前の通りスイッチのため、通信とは関係の無い別の仮想マシンではキャプチャができないので、実験や調査の時には不便だ。
ESXiの仮想スイッチをリピータハブのように使う方法を調べたところ、無差別モードを承諾すれば良いことがわかったのでメモ。
- vSphere ClientからESXiにログイン
- 左側のフレームでホストを選択した後、右側のフレームで[構成]タブをクリック
- [ハードウェア]にある[ネットワーク]をクリック
- リピータハブのように使いたい仮想スイッチの[プロパティ]をクリック
- [vSwitch]を選んで[編集]ボタンをクリック
- [セキュリティ]タブにある[無差別モード:]で[承諾]を選択
- [OK]ボタンをクリック
またvSwitchではなくポート・グループで無差別モードを承諾すると、そのポート・グループに接続された仮想マシンが仮想スイッチ内の通信をキャプチャできるようになる。
- vSphere ClientからESXiにログイン
- 左側のフレームでホストを選択した後、右側のフレームで[構成]タブをクリック
- [ハードウェア]にある[ネットワーク]をクリック
- 仮想スイッチの[プロパティ]をクリック
- キャプチャする側のポート・グループを選んで[編集]ボタンをクリック
- [セキュリティ]タブにある[無差別モード:]でチェックを入れて有効にした後に、[承諾]を選択
- [OK]ボタンをクリック
- キャプチャする側の仮想マシンを右クリックして[設定の編集]を選択
- [ハードウェア]タブにある[ネットワーク アダプタ]をクリック
- [ネットワーク接続]で無差別モードを承諾したポート・グループを選択
- [OK]ボタンをクリック
これで実験や調査が捗るな♪