Eiji James Yoshidaの記録

パケット作りが趣味のセキュリティ技術者の記録(2006年9月6日執筆開始)。当ブログはGoogle AnalyticsとAmazonアソシエイトを利用しています。

Windows Server 2008でDEPのポリシーレベルを変更する方法

Windows Server 2008の調査でDEPのポリシーレベルを変更しようとboot.iniを探したが、まるで見つからず(涙)
いろいろ調べたところ、Windows Server 2008はBoot.iniからBCD(ブート構成データ)に変更されていた。

どうやら設定の変更にはbcdeditというコマンドを使えば良いみたいなので、試しにオプション無しで実行してみた。

C:\>bcdedit

Windows ブート マネージャ
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identifier {bootmgr} device partition=C: description Windows Boot Manager locale ja-JP inherit {globalsettings} default {current} displayorder {current} toolsdisplayorder {memdiag} timeout 30 Windows ブート ローダー
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identifier {current} device partition=C: path \Windows\system32\winload.exe description Microsoft Windows Server 2008 locale ja-JP inherit {bootloadersettings} osdevice partition=C: systemroot \Windows resumeobject {a62908eb-297b-11dd-9243-a37834628f28} nx OptOut C:\>

なるほど。今までの「noexecute」が「nx」みたいなので、この「nx」の値を変更すれば良いんだな。
設定するコマンドは下記の通り。

bcdedit /set nx [DEPのポリシーレベル]
例: bcdedit /set nx AlwaysOn

設定後に再起動すれば、設定が反映される。