Windows 8.1にVMware Workstationをインストールしようとしたらエラーになったので色々と調べたところ、ブートエントリでhypervisorlaunchtypeをOFFにすれば良いそうだ。
ただ、毎回コマンドを入力して再起動するのも面倒くさいので、VMware Workstation用のブートエントリを作成して切り替えることにした。
- BCDEdit のコマンド ライン オプション(technet.microsoft.com)
- bcdeditでブート・メニューの項目を追加する(www.atmarkit.co.jp)
※ 失敗するとOSが正常に起動できなくなるので、復旧方法がわからない人はやらないこと
※ BitLocker(TPM有り)を使っている人は、作業が完了するまで「保護の中断」をすること(回復キーや回復パスワードが手元にないときは念のためやめたほうがよい)
※ EMETでnxの値を変更した人は、他のエントリのnxも期待通りの値になっているか確認すること
1. コマンド プロンプト(管理者)を開く 2. 既存のブート エントリをコピーしてVMware Workstation用のエントリを作成 bcdedit /copy {current} /d "VMware Workstation" 3. 既存のブート エントリのdescriptionを"Hyper-V"に変更 bcdedit /set {current} description "Hyper-V" 4. 作成したVMware Workstation用のエントリでhypervisorlaunchtypeをOFFに設定 bcdedit /set {手順2のコマンドで作成されたVMware Workstation用エントリのidentifier} hypervisorlaunchtype off 例: bcdedit /set {12345678-abcd-1234-abcd-123456789012} hypervisorlaunchtype off 5. 既定のエントリをVMware Workstation用のエントリに設定 bcdedit /default {手順2のコマンドで作成されたVMware Workstation用エントリのidentifier} 例: bcdedit /default {12345678-abcd-1234-abcd-123456789012} 6. 「オペレーティング システムの選択」画面のタイムアウトを5秒に設定 bcdedit /timeout 5 7. 設定後の内容を確認したい場合はbcdeditをオプション無しで実行
これで次回起動時に「オペレーティング システムの選択」画面が表示されるので、5秒間放置するか"VMware Workstation"を選べばhypervisorlaunchtypeがOFFでWindowsが起動する。
その後、VMware Workstationをインストールして使えばよいし、もしHyper-Vを使いたくなったら再起動して「オペレーティング システムの選択」画面で"Hyper-V"を選べばよい。