Eiji James Yoshidaの記録

パケット作りが趣味のセキュリティ技術者の記録(2006年9月6日執筆開始)。当ブログはGoogle AnalyticsとAmazonアソシエイトを利用しています。

Windowsのcertutilコマンドでメッセージダイジェストを表示する方法

fcivは使い辛いしGet-FileHashはPowerShellのバージョンによっては使えないし良い方法は無いかと探したところ、certutilコマンドでメッセージダイジェスト*1を表示できることがわかったのでメモ。

certutil [オプション] -hashfile ファイル名 [ハッシュ関数]
(例)certutil -hashfile c:\test.txt MD5

  • ハッシュ関数
    • MD2
    • MD4
    • MD5
    • SHA1 [デフォルト]
    • SHA256
    • SHA384
    • SHA512

あとはcertutilコマンドをバッチファイルにした下記のmd5sum.batやsha1sum.batをsendtoに置いてから右クリックの「送る」でファイルを放り込めば、メッセージダイジェストが表示される。
ちなみにsendtoに移動するにはエクスプローラを開いてアドレスバーにsendtoと入れてEnterキーを押せば良い。

md5sum.bat

@echo off
certutil -hashfile "%~1" MD5
pause

sha1sum.bat

@echo off
certutil -hashfile "%~1" SHA1
pause

追記(2015/5/27)

ハッシュ関数が小文字だとエラーになる場合があるので大文字に修正。

*1:ハッシュ値